フォトリーディングは嘘?集中講座と本当に活かす方法

こんにちは。

けっこう前になりますが、フォトリーディングの2日間集中講座に行きました。

講座に行ってみないとわからない、フォトリーディングの全容が見えたので、その様子や活用方法などを少しご紹介したいと思います。

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フォトリーディングとは

ポール・R・シーリィが神経言語プログラミング(NLP)、加速学習の原則に基づいて開発した、読書手法です。

具体的な手順は、[新版]あなたもいままでの10倍速く本が読めるに詳細が書かれています。

以下、簡単に、構成される5つのステップをご紹介します。

ステップ 1 準備

読書効率・効果を上げるため、「目的」を明確にし、「ミカン集中法」を使って読書に理想的な集中した心の状態『集中学習モード』を作ります。

ステップ 2 予習

本格的に読み始める前に、全体をざっと見渡し、読む価値があるか検討します。「読みたい」というモチベーションを高め、情報を整理して脳に格納する準備をします。

ステップ 3 フォトリーディング

学習に最適な状態である「加速学習モード」で、フォトフォーカスという特別な目の使い方をしながら、リズミカルにページをめくり、本の情報を脳に写し取ります。

ステップ 4 復習

文書の構成を見抜き、重要なキーワード(トリガーワード)を選び出し、筆者への質問を作ります。読書に対し積極的になることで、情報を取り出しやすくします。

ステップ 5 活性化

質問を使い、本の内容から必要な情報を釣り上げます。「スーパーリーディング」「ディッピング」「スキタリング」「高速リーディング」といった読み方を使います。「マインドマップ」も活性化やまとめに活用します。

引用:ALMACREATIONS,Inc.
http://www.almacreations.jp/seminar/pr/sub1.html

3のフォトリーディングで、本の内容をそのまま脳に写し撮るという手法が斬新で、ちょっと前に流行したものですね。

集中講座では、2日間でフォトリーディングの体験を深め、フォトリーディングの「型」を身につけることができます。

集中講座の様子

私が参加したクラスは、30名くらいでしょうか。皆さん非常に関心高いんですね。

基本的には、上記の5ステップの流れに合わせて、具体的に学んでいきます。脳を活性化するいろいろなワークを取り入れ、講師の話なども面白くて飽きさせない講義で2日間はあっという間です。

今までの既成概念を取り払うなど、新しいことを取り入れるために、意識を変えていく部分に重きを置いているように感じられました。

また、様々な読書手法についても教えてもらえたので、それだけでも非常に満足です。

講座からの帰り道に、思った以上に疲れていることに気づき、やはり普段使わない脳の部分を使ってるんだと実感しました。その日はぐっすり眠れました。

※講座のエントリーについては、別途書きたいと思います。

フォトリーディングは嘘?

講座中に文字を読むスピードのテストを行います。私はけっこう字が詰まった本を持っていったので、最初は、全力で読んで1分で半ページくらいでした。

次に、フォトリーディングで行ったところ、約40ページ!約80倍!我ながら自分の才能が恐ろしい。

もちろん、40ページの内容をそらで暗唱できるなんてことはありません。あくまで、自分で設定した目的を達成できたということです。

本を読むにあたって目的を持って、戦略的に本の必要なところを探して読むという方がピッタリくるかもしれません。

このあたりで、魔法の様な効果を期待していると、嘘や効果がないと感じてしまうのだと思います。

なので断言しますが、本を早く読むという点においては、絶対に早くなると断言できます。

速読ではないので文字を読むスピードは劇的には変わりません。

本に対する向き合い方が変わるので読書量は確実に増え、そうすると読むスピードは自然と早くなります。

私はビジネスとしての売り方も含め、システムとての完成が高く、考えた人のアイデアと発想力がものすごいなと思いましたよ。

フォトリーディングの効果は?

そんなに文字の詰まっていないビジネス書であれば、一冊40分程度で終えることができます。

また、講座の運営をする ALMACREATIONS のホームページには、次のような項目が挙げられています。

フォトリーディングを習得すると…

•メール、メモ、試験問題などあらゆる文書類の読み取りが速くなる
•文書の要旨をつかむのがうまくなり、読解力が上がる
•新聞、メール、難読な書籍を読むことにストレスがなくなり、楽しくなる
•多量の情報を短時間でインプットできる
•アウトプット(文章力、プレゼンテーション能力)が上がる
•好奇心が高まり、学習意欲が上がる
•創造性が高まり、問題解決能力が上がる

参考:ALMACREATIONS,Inc.

集中講座に参加して良かったこと

・読書に、集中するために「みかん集中法」というのを学びます。集中法行う際に、みかんを置く位置がよくわかりました。

・フォトリーディングのコツややり方、到達すべきゴールなど、本で腹落ちできないことが良く理解できました。

・分厚い本や なかなか読み始められない本にとりあえず目を通す習慣ができたので、読書量は圧倒的に増えました。

レポートなどを書く際に、短期間に大量の文章を読む必要があるときなどには非常に効果を発揮します。

フォトリーディングのデメリット

・普通に読んでも理解できない様な難解な、専門書には使えない。ちなみに辞書には使えます。

・Kindle等の電子書籍は、ページがめくりずらいのでかなりやりずらいと思います。(ページをめくるのに時間がかかる。)

・アウトプットがマインドマップなので、好きじゃない人、馴染めない人には抵抗があります。

翌日から天才になれる魔法ではありません。

確かに、効率的に知識を吸収したり、ブログ記事などのアウトプットには実用的な手法です。

私は、もともと読書が大好きだったので、やっぱり元の普通の読み方をしたいという欲求には、なかなか勝てず、普通に読書をする前にフォトリーディングのプロセスを取り入れる様にしています。

人育式フォトリーディングの工夫

フォトリーディングは、体系的なシステムなので、各ステップ通りに実施することが効果的ですが、毎回、全てのステップを行うのは大変です。

そこで、私なりの工夫をご紹介します。

細部にはこだわらない

本を読んだだけだと、ページをめくるスピードってどれくらい?とか、目の使い方はどうするの?とか、おそらく気になることはいっぱいあると思います。

そのほとんどのことは、あまりこだわらなくて大丈夫です。

これは、実際講座に出ないとなかなかわからないとは思うんですが、フォトリーディングは、いわゆる速読法ではなく、脳が持つ高度な画像情報処理能力を活用した一連の読書手順である、「フォトリーディング・ホール・マインド・システム」です。

そして、読書能力を向上させ、「情報編集力」を高める新しいテクニックです。

つまり一連のプロセス自体が、画期的なシステムでありテクニックと言っているのです。

だから、細部にこだわるよりは、本を読んで一連の流れを身に着け、それを上手に、早く、できるようにトレーニングすることが重要なのです。

各ステップを部分的に取り入れる

私は、最近では、読書前に、ステップ3のフォトリーディングの部分だけやるようにしていますが、それでも普通に読むよりは、理解が進むと思ってます。

仮にフォトリーディングのところだけで終わっても何もやらないよりは、はるかに収穫が大きいと考えているので、疲れて勉強や本を読みたくないときは、フォトリーディングだけするようにしています。

また、アウトプットについても、マインドマップは作らず、紙かWordに箇条書きにしています。

確かにスピードや記憶の想起という点では、マインドマップは優れているのですが、後で文章化しずらいと感じるのでそのようにしています。

まとめ

フォトリーディングの各ステップと、集中講座について、フォトリーディング講座受講後の活用の仕方等をご紹介しました。

また、このフォトリーディング・ホール・マインド・システム」の持つ、目的を明確にして潜在意識や脳全体を活用して問題解決をしていくという考え方は、読書以外の他の全てのことに通じるものだと思います。

以上、皆さんの読書のご参考に、なれば幸いです。

私がフォトリーディングに興味をもったのがまさにこの本からでした。

具体的な手順については、こちらの書籍にすべて載っています。

その上で、ご質問がございましたら、お問合せよりご連絡ください。私のお答えできることでしたらお答えしたいと思います。

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